文系がRSSをイラストで説明するとこうなる

今夜一緒に飲みに行った友人"ヤマケン"に向けて、RSSをできるだけわかりやすく解説してみようと思います。
このエントリーのきっかけは、そのヤマケンの主催するイベントのムービーがYoutube上にアップされているのを、私が何の前情報も無しに発見してしまったこと。「はてなRSSリーダーのキーワードウォッチでさ、"学生団体"を登録してたら引っかかったんよー」なんてマニアックなこと言ってもその場の飲み会メンバー全員の顔には?マーク。というわけで技術的なことはまったくわからない文系の私ですが、飲み会のメンバーに向けてイラストでRSSを解説してみることにします。



線の左側がリアルの世界。線の右側がネットの世界。リアルからネットの世界をPCを使って見ていると思ってください。ネット上にはブログ・ニュースサイト・動画サイトなどたくさんのウェブサイトが存在しています。*1絵では各ウェブサイトを山で表しています。



閲覧者は各ウェブサイトに、お気に入りやURL入力でアクセスをします。絵では山に登るように表現しました。ブログAを見にいきたいときはブログAの山を登ります。ニュースサイトで調べ物をしたいときはニュースサイトAの山に登ります。いわゆるネットサーフィンというやつです。



けれど毎日山登りをするのはしんどいもの。せっかくアクセスしたのに新しい記事がないとがっかりしますよね。がんばって山の頂上まで登ったのに何も変化なしかい……と。
そこで登場したのがRSSです。各ウェブサイトは更新情報をRSSという形で発信しています。*2それぞれの山の頂上から電波を発信しているようなイメージです。*3



ここで登場するのがRSSリーダーRSS電波の受信装置のようなものです。ブラウザ(Internet Explorer等)上で動くものからソフトウェアをダウンロードするものまでさまざまなものがあります。「RSSリーダー」で検索するとたくさんヒットするので、使ってみる場合は好みのものを選ぶのが良いでしょう。*4
RSSリーダーは自分のチェックしたいウェブサイトのRSSだけを受け取ることができます。例えばニュースサイトBとブログBに注目していれば、そのウェブサイトの更新情報だけをRSSという形で受け取ることができます。つまり山登りなんかしなくても、ただ待っていれば必要な情報だけが手元に入ってくるというわけ。こちらから能動的にウェブサイトにアクセスする必要がないのでとても便利です。



ここまできてやっとキーワードウォッチの説明ができます。キーワードウォッチとはネット上のすべてのRSSの中から、自分の好きなキーワードが含まれている情報だけを受信することができる機能です。
例えば私は「学生団体」というキーワードを登録しています。*5ネット上のどこかの更新情報で「学生団体」というキーワードが引っかかれば、即時にRSSを受信することができます。「学生団体」というキーワードが入った動画がネット上にアップされた瞬間、私の手元にRSSが届いたためイベントのムービーを発見できてしまったというわけ。
このキーワードウォッチの機能はどのRSSリーダーにもついてるわけではないと思います。私が利用しているのははてなRSSです。*6


ファシリテーターはたくさんの引き出しを持ってるに越したことは無いでしょう。短時間で効率的に情報収集する術を、盗んだり改造したり創ったりしたいものです。


以上、文系がRSSをイラストで説明するとこうなる、でした。
わからないところがあればコメントでも直接連絡でも。間違っているところがあればコメントでもブクマでもご指摘もらえると嬉しいです。


最後にせっかくなので発見したイベントのムービーを貼っておきます。


以前、不特定多数ではなく誰か個人向けにブログを書いてる人が知り合いにいたので、どんなもんかとやってみました。
id:wetfootdogさんのエントリーを参考にイラスト解説をやってみました。
http://d.hatena.ne.jp/core/20080219/1203426866にもちょっと触発されました。

*1:ウェブサイトの種類はもっといろいろありますが今回は省略。

*2:本当はフィードというらしいのですがややこしいのでRSSと呼びます。

*3:RSSを発信していないウェブサイトもあります。発信していなくても無理矢理RSSのようなものを飛ばさせることもできます。やっぱりややこしいので省略。

*4:私はiGoogleをメインで使っています。

*5:キーワードは1つだけではなく、たくさん登録することができます。

*6:iGoogleで情報を集約できないかと試行錯誤中