理想のファシリテーション ”存在”

ファシリテーター*1はメンバーに頼られてはいけない。「あいつ(ファシリテーター)のおかげで今日の話し合いがうまくいった!」ではダメなんです。話し合いが終わった後、「自分がこの話し合いをつくったんだ!」「自分がいなければ今回の話し合いは成り立たなかったな!」とメンバー全員がそれぞれ自負できる状態になるのが理想なんです。将来そのファシリテーターがいなくなってもメンバーだけで話し合いがまわるようにならなければなりません。ファシリテーターがいつまでも話し合いに介入しないといけない状況があれば、そのファシリテーターは自身の存在を消すべきです。
・・・てな風に私は思っています。*2


ある学生団体の話し合いのお手伝いをしてきました。状況は、アイディア発散が終了し収束させる場面。
話し合い終了時のイメージ共有・ファシリテーショングラフィックによるアイディアの整理の2点で主に介入。

  • 良かったところ
    • 「話し合いは楽しいもの」を少しメンバー伝えることができた。
  • まだまだのところ
    • 発散されたアイディアを結論に反映しきれなかった。
    • 収束プロセスの共有・全体理解・全体納得が足りなかった。
    • 自分自身が存在感を持ってしまった。

自己評価15点。うーん、修行不足……。

*1:話し合いにおける

*2:ファシリテーションファシリテーターという語句の言葉遊びをしたいわけではなく、私の理想を単純に綴ったものですのであしからず。